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NICE BOY!
NICE BOY!/シャ乱Q
今まで、男ひとりの視点で語られている歌だと思っていたんです。「なかなか女に振り向いてもらえないもどかしさ」を歌っているのだと。 でも−ーもしかしたら、男・女両者の視点が混ざっていると解釈できるかも!!ということに気づいたのです。
(赤:女、青:男)
「スキじゃない! キライじゃない!」笑いながら
「スキじゃない! キライじゃない!」と君は言う
(気持ちを打ち明けても)はぐらかされる女。君=男。
いやらしい事 思うね 男なら
なのにさ 肩さえ抱けずじまいなんて
男の都合のいい理論が語られています。気持ちを告げた彼女に、「肩くらい抱かせろよ〜」てなもんです。
「一生愛してる」って言ったけど誰にでも出来る様な 芸じゃない
当たり前ですね。私の気持ちをそんな馴れ合いでごまかさないでよという気持ち。
いくらあっても その心振り向かないんなら
なんの為にこの俺は生まれてきたのか
作詞者本人は、「幾らあっても」と解釈しているそうですが、ここでは「会っても」と考えます。なんの為に〜は女の気持ちともとれる。
“I LOVE YOU”何度言葉で口説くより
今夜 ベッドで抱かれなよ
愛を乞う女に対して、「しようよ」と囁く男。不埒な性がよく出てる。
「スキじゃない! キライじゃない!」笑いながら
「スキじゃない! キライじゃない!」と君は言う
純情そうに見えるね 見た目より
君でも 男に触れられたいのかな
女に興味ないフリもしたけど 身体だけ 正直に熱くなる
勝手な言い分のオンパレード。
夢を見たり 君の名を鼻歌にしたり
意味もなくて 別の娘と 遊んだりしたり
知り合いが、「(遊ぶのは)ゲームだよ、ゲーム」なんてことを言っていて、こういう心境なのかな〜と思ったり。この一連の歌詞はかなり好きな部分ではあるんだけど。
“I LOVE YOU”何度言葉で口説くより
分かるはずだよ 抱き合えば
「スキじゃない! キライじゃない!」笑いながら「スキじゃない! キライじゃない!」と君は言う
いくらあっても その心振り向かないんなら
なんの為にこの俺は生まれてきたのか
“I LOVE YOU”何度言葉で口説くより
今夜 ベッドで抱かれなよ
わかってない わかっちゃいない 本当の愛を
普通なら 気づくはずだろ このMassage
ついに、女が男に怒って、終わると。 何で、こんなことをする気になったかというと。今まさに、この歌詞に出てくるような男に振り回されているからです。だからこそ、女の視点に気づけたのだと思うけど。でも、彼は本当にNICE BOYなんですわ。