クリスマスディナーショー「歩いてる」@新高輪プリンスホテル

 レポが遅くなってしまいごめんなさい><
 バイト先からご褒美が出たので、急遽クリスマスDSに参加してきました。学生のため手が出なかったのですが…ついについに初ディナーショーです。 ところが、30分計算違いをしていて、会場に着いた時はディナーギリギリ 笑 周りを見回す余裕もなく、雰囲気を味わうことなくドタバタと着席しました。ディナーショーは初めてだし、ギリギリだしでテンパるテンパる。本当に同席の方にはご迷惑をおかけしました(ここ見てくれてるかな?)ご一緒できて楽しかったです♪
 会場はこんな感じ。

 そして席はセンター寄りの前から5列目キタ━(・∀・)━!!キタ━(・∀・)━!!残念ながら、花道寄りではないから握手は臨めそうにもないけど、サブステージからもメインからもほどよい距離で、テンションあげあげになりながら同席の方達と食事開始。
 席から見た、ステージ。

 食事のメニューは。
 ・海のガトー仕立て キャビア飾り

 ・マッシュルームのクリームスープ フォアグラ風味(一緒に写っているのが、ノンアルコールカクテルの「グッバイ ダーリン」美味しくて3杯も飲んだ)

 ・和牛背肉のロースト 野菜のブーケを添えて(肉が苦手なので、魚に変えてもらい、食べたのはまだら)

 ・アーモンドヌガー入りアイスクリーム ドーム仕立て フレッシュフルーツ添え

 で、まあ噂通り美味しくなかったねえ 笑 一番美味しかったのは、スープだけど(パンにつけて食べるのにちょうど良かった)美味しんぼで山岡さんが言っていた通り、「アンキモ」のがフォアグラより美味しいと思いました。魚もソテーみたいなので食べるより、塩で食べたいなあと思ったり。日本人ですな。あと、デザートはケーキが良かったな…なんて。贅沢 笑 
 食後の紅茶を飲んでひと息ついていると、照明が絞られて湧き立つ客席。メインステージを見るべきか、後ろを見るべきか迷い、後ろを見ていると…「メリークリスマス!!」というつんくさんの挨拶とともに、メンバーが手を振りながら登場。白いタキシードを身につけたメンバーが照明に照らされて、そこだけボウッと発光してて、心が浮き立った瞬間でした。
 だが、しかし。うっとりできたのもここまでで。
 これ以降は、つんくさんがどこにいるのか肉眼で確認できない状態に。「え?どこ?どこ?」と隣のひとと言い合ってました。花道に大勢が押寄せて、進路を塞いじゃってたんですね。他のメンバーは既に定位置について(若干、はたけさんは苦労してたけど)、小池さんの前奏も流れているのに、なかなかステージに辿り着けないつんくさん。5分はかかったんじゃないかな?つんくさんは背が高くないんだから、そんなに立たれると見えないっちゅーの!笑 
 この興奮を引きずって、小池さんが始まったわけだけど。半立ちみたいな状態でみんな上半身でフリをやるんだけど。ディナーショーとしてはかんなり異様な光景だろうなあと、「何だ?!これ変なの!」状態で爆笑でした。話には聞いていたし、ある程度覚悟していたけど、それでも予想以上にマナーが悪かった。端から端まで駆け巡る当人たちは夢中になってるから、気にならないだろうけど。見せられている方は、一気に現実に引き戻される瞬間でした。「みっともない」以外にかける言葉はないです。私も初めてのディナーショーだし、すぐそこをメンバーが通る時は興奮してお尻が数回浮きました。だけど、そこは根性でお尻を椅子にしっかりくっつけた。ああいう時にガーッていけるほうが得は得なんだろうけど。それでも出来なかった。優等生?は損ですね 笑
 セットリストどん!

1:ラーメン大好き小池さんの歌
2:MyBabe君が眠るまで
3:上・京・物・語
(MC)
4:出会い
5:歩いてる
6:空を見なよ
(MC・ゲストの後藤真希を迎える)
7:ラヴイズオーヴァー
8:FOREVERあなたに会いたい
9:愛エピローグ
10:いいわけ
11:涙の影
12:ズルい女
(MC)
13:パワーソングきよしこの夜〜パワーソング
14:シングルベッド
(挨拶)

 意表をつかれて「小池さん」からディナーショーはスタート。そして、My Babeと上・京・物・語という豪華なコンボへ。他の皆さんも書いてる通り、珍しくギター無しでのパフォーマンスは大変よろしかったのですが、My Babeも上・京もかなり声がダミってて語尾が綺麗にまとまらなくて、そこは残念だった。間奏で咳をする仕草をしていたり、次の「出会い」で風邪ひいてるっぽな〜ってわかったんだけどね。いつもより水をこまめに飲んでた気がする。
 で、メンバー紹介を兼ねたMC。たいせいくん→まこっちゃん→はたけさんの順に、出会った時のエピソードを紹介。たいせいくんは、軽音部に入部しようとしていたところをナンパした話を 笑 「昔は髪が俺くらいに長くて、センター分けのロンゲで少年隊の東みたいだったんですよ。」というつんくさんの話に、えーっと声を揃える会場。それに対する、「えーって何やねん!」ってつっこみがおかしかった。まこっちゃんは、デビューしてからお金がない時の金策について。「今、オレオレ詐欺ってありますけど。こいつは、お金がなくなると実家のおばあちゃんに(切符切られてないのに)違反してもうたから、お金振り込んで〜ってやってましたからね。逆オレオレ詐欺です。」「いや、キノコキノコ詐欺ですね」っていうのが傑作でした。はたけさんは、「えらく爽やかな青年だった。角刈りの松岡修造みたいな。」というファンにはお馴染みのエピソード。テニスラケットを小脇に抱えてたらしいですが、はたけさん曰くテニスはやってなかったということ。「丘テニサーか!」とつっこまれてました。そして、つんくさんのことははたけさんが紹介することに。ドイツ語の補講でバンド名決めてたこと等を話してました。本人がブログで反省している通り、オチは特になかったのですが、はたけさんがこんなに長く喋るということが貴重で嬉しかったです☆ぜひ、また喋って欲しい。
 「メンバー、そしてみんなとの出会いに感謝して…」というフリで出会いへ。MC含めとても綺麗な流れでした。つんくさんの声がかんなり苦しそうだったのは残念ですが。この曲はとっても意外で嬉しかったです。そして、もうお馴染みになりつつある「歩いてる」へ。この間のHEY!×3のがよく歌えてるなあなんて考えていたら、途中でちょっとしたアクシデントが発生。演奏も中断されることなく、つんくさんもきっちり歌いきりました。目の前で一生懸命真心こめて歌ってくれてるのに、申し訳ないことに全然集中できなかった…OTL この曲についての記憶はあんまりないです。「歩いてる」にちなんで、ステージから降りてきて通路を歩きながら歌ってくれたパフォーマンスはよかったです。そのまま、サブステージで「空を見なよ」はたけさんと肩寄せ合って歌っていて素敵でした…(うっとり)と言いたいところですが、ちょうど私の席は逆光でサブに行かれてしまうと綺麗に顔だけ光りで飛んでしまう…だから、その後のごっちんとのデュエットといいわけは表情が全くわかりませんでした。で、まあ賛否両論あった後藤のゲスト出演だけど。少なくとも、ライブの時の飯田・中澤よりは納得できた。やっぱり、あれだけファンが態度に出したからメンバーや事務所も少しは対応を考えたんだろうなあという気がしました。「シャ乱Qさん好きで、修学旅行のバスの中で歌ってたんです」って挨拶も事務所の作ったストーリーじゃないかなあと思ったし 爆 でも、そう言われればファンは悪い気はしないし、ちゃんとお膳立てしてあげてるのねって思いました。ラヴイズオーヴァ―を歌わせる必要があったのかどうかは謎ですが。FOEVERあなたに会いたいは純粋によかった。考えてみたら、女目線の歌詞だもんね。これは自分でもカラオケの持ち歌にしたいとか思っちゃった 笑 で、デュエットの愛エピローグ。ぶっちゃけ、タイプ2聞いてても飛ばすことが多いんだけど。こんなにいい歌だったのかあと思わされました。後藤の声質とつんくさんの声質の相性がいいのかもしれない。低音部を支えているのが聞き分けられた時は、背筋がゾクゾクしちゃった。二人の表情がわからなかったのは残念だけど。でもね、つんくさんってデュエットだと必ず相手を立てて遠慮するでしょ?今回ももちろんそうで。だけど、それに対して気持ちよく語尾まできっちり歌い上げるごっちん 笑
もう少し抑えようよ…と思ってしまいました。でも、思っていたよりはずっと楽しめたゲストコーナーでした。シャ乱Qではなくつんく♂としての楽曲をメンバーが演奏するっていうのが、何かあったかいなあと思ったし。そうそう。衣装はね、もう少し考えてあげたほうがよかったと思う。ロングドレスだったんだけど。若いんだから、大胆に横スリットいれるか思いきってミニ丈のがかわいい気がしました。あと、ごっちんのヘアスタイルをつんくさんが「シャーってなっててお米みたい」とコメントしたのは、そうまでして米に繋げるか!と商売っ気が涙ぐましかったです 笑
 後藤が退けた後の1曲目は、「いいわけ」サブステージ近くのひと達がひたすらうらやましかった…(涙)だけど、ディナーでいいわけって結構ね、どう楽しめばいいか難しいなと思いました。そして、メインへ戻り「涙の影涙の影って、むしろ今のつんくさんが歌うからこそ出る「味」みたいなのがあると思う。昔はちょっと背伸びをしていて、今ようやく身の丈にぴったりになったというか。で、アクシデントが逆につんくさんにはプラスに働いたのか、あれ以降は声がダミったり出なかったりはなくなり、この辺から本当の意味で「安心」して聞けるようになった。
 そして、そんな湿っぽさを吹き飛ばす「ズルい女」みんな一斉に手を高く上げて振り出してうけた 笑 本当にこの曲のハッピーオーラはすごいなあ。この間のスカパー!のライブOAでも思ったけど。全然笑うような歌じゃないように、会場中見事に笑顔だもん。長い年月がこの歌をこういうポジションに昇華させたんだよね。今回はダンスや軽やかなステップが間近で見れたのも、美味しかった☆
 で、ここで来年はデビュー15周年だけど、あくまでも結成20周年に向けての助走で、結成20周年にスペシャルなことを企画したいって話をして、会場が湧きあがりました。ファンに対してありがとうという声かけがあって、「みんなのパワーをひとつに」という、またも綺麗なフリでパワーソングへ。
 パワーソングシャ乱Qにとっていわば「鉄板」ソングなのですが。今回はこれだけではありませんでした。2番の間奏の途中で、「きよしこの夜」のイントロへ。クリスマスソング何歌うかな?と予測してましたが、こんなにも正統派なのはかんなり意外でした。「救いの御子は 御母の胸に〜」あたりで何か心が洗われるというか、そんな感じになりまして、歌の世界に浸って感動してました。つんくさんが歌った後は、演奏隊がその後を引き継いで、はたけさんのギターが主体となった「ロック」なきよしこの夜が聞けてそれがまた良かったです◎演奏が一瞬止まり、ここで終わりかと思ったら、つんくさんが「だーーーーー」と歌い始め、え?アカペラ?!と思っていたら、「れーもーがー」と続き、再びパワーソングのラストのサビへ戻ったのです。この演出には胸が震えました。一瞬にして演奏が揃ってしまうという…プロの技術を目の前で見せられた感じ。また、つんくさんの「だーーーーー」がものすっごく良かったんです。ちょっと賛美歌入っててやられました。
 その余韻を引きずったまんま、ラスト「シングルベッド」へ。この流れで来て泣かないわけがない。そして、間奏でつんくさんがずっと頭を下げてお辞儀をしていたのが印象に残りました。メンバーも言ってるけど、「シングルベッド」演れてこそのシャ乱Qだと聞く度に思わされる。
 そして、メンバーからの挨拶があって無事ディナーショーは終了しました。メンバー皆、誇らしげな顔をしていたのがよかった。
 そして、終わった後の「ああ…現実の世界に戻ってきちゃった」って同席のひとの言葉がとても印象に残りました。この言葉が、このショーの感想を言い表してるように思います。では、感想…といきたいところですが、長くなるので今回はここまで。毎度毎度、読んでくれてありがとうございます。

*アクシデントについての質問は、答えかねます。詳細を記すことではないと判断しました。ご了解ください。