2006年10月13日〜14日 ズルい「Live Live Live」@グランキューブ大阪

 行ってきましたよ。東京に戻り、ようやく身体の痛みも和らいだところです 笑
結果から先に言うと。「最高!!」でした。そのひとことしかありません。シャ乱Qがめちゃめちゃ本気できたから、うちらも負けずに頑張ったって感じ。
 とても意外な曲からスタートして(選曲の憎さにしょっぱなから号泣)新曲披露もありつつ(世界初と言ってた)そんな渋いのやってくれちゃうの?!ってセッションありつつ、後半はこれでもかってくらい定番連打でマジで!?って曲でダブルアンコールのしめでした。
やっぱり、始まる前は不安でみんなで色々言ってたんだけど。すべて杞憂に終わりました。いい意味で予想を遥かに裏切ってくれます。つんくさんの歌が下手になったって言ったのは一体誰!?って言いたくなるくらい。パワフルなボーカルは健在でした。生で聞いたら、キーが昔より低くなっているのなんてごく些細なこと。歌詞が飛んじゃうのも愛敬。あんだけ動いてくれれば許せます。特に「いいわけ」には痺れること間違いなし。シャ乱Qすげぇぇぇって思ったもん。あの頃の「プチン」って切れてる・いっちゃってるシャ乱Qがそこにはいました。
 派手な衣装(そうは言っても、素敵です。私は1着目のつんくさんの衣装が好き)も仕掛けもなく、歌で魅せてくれる2時間。シンプルに直球をズドンと投げられた感じ。
 メンバーがスゴいのはもちろんなんだけど。ファンも凄かった(MCでつんくさんが言ってたけど)もうね、みんなの呼吸が見事に合って、動きが揃ってるの。冷静にそんな様子みてまた感動したりしました。で、またつんくさんが相も変わらず片手でノリ方を教えてくれててね。常連はもちろん初めてでも楽しみやすいステージングだったと思う(私、誉めすぎ?)
 これから横浜に参加するひと、または未参加のひと様々でしょう。
だけど、久しぶりのシャ乱Q全然問題ないし、むしろこれからも期待できそうだよってことは胸を張って言いたいです。終始ニコニコしているメンバーの姿が印象的でした。悲しい曲でも笑顔なんだもん 笑
 では、そろそろセットリスト含めネタばれにいきましょうか。(めちゃくちゃ長いです)

1. 上・京・物・語
→アンコールで歌うと思ってたから、本当に予想GUY 笑 登場して、マイクではなくアコギを手に取った時は本当に驚いた。イントロが流れた途端、泣いた人多数だと思われ。もちろん私もその中のひとりで、「しょっぱなから泣かすなや〜」って思ってました。それぞれが様々な経験を積み重ねた上での上・京・物・語は感慨深いものがありました。

2. そんなもんだろう
つんくさんの「大阪―帰ってきたぜー」的な簡単なひとことがあって、「そんなもんだろう」のコール。1曲目の湿っぽさを見事に吹き飛ばしてしまう曲順はさすがのひとこと。皆で腕を振りまわしました。やっぱりこの曲は盛り上がります。

3. 空を見なよ
→そんなもんだろうで少し疲れたから、まったり聞けてありがたかった 笑

4. 大阪エレジー
→「大阪を愛するミュージシャンが作った大阪の歌です」と簡単な紹介があってこの曲へ。今回、サポートでサックス(確か)が入ってるんだけど、前奏の部分のサックスとはたけさんのギターのコンビネーションがたまらなくいい!!例えるなら「夕焼け・チャルメラ」って感じ?そんな哀愁があります(ライティングも綺麗なの)個人的には、この曲を聞くために大阪に来たといっても過言ではないので、生で聞く大阪エレジーはまた格別なものがありました。大阪エレジーに限らないんですけど。以前に比べてつんくさんの歌の表現力が増したように思います。何か歌詞の内容に沿って手振り身振りでジェスチャーしてるの!!それがすごいかわいらしいので注目してください 笑 個人的に、つんくさんとデートしてる気分になれた1曲でした。あー本当にこの曲のつんくさんは可愛かった(萌え)

5.(13日)恋をするだけ無駄なんて
 (14日)都会のメロディー
 →「恋無駄」はさすがにちょっと声が出にくい部分があったような…初日、「都会のメロディー」が聞けなくて残念…と思っていたところだったので、2日目は嬉しかった。「都会〜」も今後長く歌える1曲になる予感。おそらく、5曲目はまた横浜でも変えてくるのでは?

6.歩いてる
→とってもとっても良かったです。(娘。と一緒ってことで)ネガティブな印象が先行してるけど、シンプルなバンドサウンドで気に入りました◎アレンジもあっさりしているため、ボーカル・楽器の音をじっくり味わえる。生で見るとこういう歌詞も歌えるようになったのね・・と感慨深くなっちゃうこと間違いなし。これは、「空を見なよ」第2章かもって思っちゃいました。LOHASな感じ?笑 で、新曲は前奏がいいんです。あの音を生み出しただけでも、たいせいくんは偉い!!(たいせいくんから始まる)で、私はなぜかまだ2回しか聞いてないのに2日目の「歩いてる」で泣きそうになってしまって。まだ思い出とかないのに 笑 でも、それが音楽の持つ力なのかもと思いました。

7.SANAFE
→はたけさんとまこっちゃんが退けて、たいせいくんとつんくさんのコーナー。正直、SANAFEは来ると思ってなかったから驚いた。皆も同じだったようで、息を飲む音が聞こえました 笑 で、これがまたどうしようもなく艶っぽくてもうメロメロメロリンQでした。吐息ひとつで魅せられるような歌い手になっています。つんくさんは。今回のライブはモニターが導入されているのですが、この曲の時はモノクロでそれがまたいい味出してます。
【お祝いゲストコーナー】
8.カラスの女房つんく♂&たいせい&中澤裕子)
9.無造作紳士(たいせい&飯田圭織
→生で見た彼女たちは綺麗ですが、正直いらない…
 休憩時間だと思って過ごすのがベターかと。おそらく、横浜ではゲストが変わるでしょう。
【CM】
シャ乱NET MAKOTO
→観てからのお楽しみということで 笑 でも、こういうお馬鹿ができるシャ乱Qが心から好きです。これはたぶん、つんくさんの趣味以外の何物でもないと思います(まこっちゃんの見せ場を作るあたり)

10.涙の影(衣装チェンジ有り)
11.My Babe 君が眠るまで
12.こんなにあなたを愛しているのに
→根強い人気を誇る、しっとりした3曲が続きます。こんなにうっとりできる曲順もなかなかないですよね。いっぺんに聞けてしまう贅沢に浸ってました。
で、ここでの推し所は「こんなに〜」です。今回、ステージセットがまるで宝塚ばりに階段が組まれているのですが。「こんなに〜」では、その階段を昇りながらぐるりと一周します。何か…こんな渋〜い演出もこなせるようになったんだなあとしみじみしちゃいました。

13.パワーソングつんくさんの好きな曲だから来る!と思ったらやっぱり来ました。何度聞いても、胸の奥がきゅーんとする切ない切ない曲です…

14.18ヶ月
→「デビュー曲18ヶ月!!」のかけ声で客席の興奮は頂点に。♪18ヶ月〜のとこの振りが懐かしくてたまらなかったなあ…>< はたけさんが2日目のコーラスを間違えたらしいですが、全く気付きませんでした(はたけ日記参照)

15.いいわけ
→色々、見所もあるけど今回のライブで一番の見所はこれかなって感じが私はします。今のつんくさんにあの頃のイッちゃってる感じが出せるのかな〜なんて内心思っていたのですが。全くいらない心配でした。相変わらず、イッちゃってるつんくさんがそこにはいました 笑 やっぱり、幸ちゃんとか比べ物にならないですね。一時的にしろ、踊らされてしまって、ごめんなさいって思いました。いやー「いいわけ」のシャ乱Qはカッコいい!!バチバチ火花みたいな照明を浴びる彼らは、全く別のバンドに見えました。「いいわけ」のこの人、死ぬんじゃないのかな?って思ってしまうくらいの鬼気迫るパフォーマンスはたまらんですね。

16.ズルい女
→「いいわけ」でまだ湧いてる中で、あのイントロが鳴ってこれは死ねってことだなと思いました 笑 あんなに烈しく「いいわけ」を歌った後なのに、つんくさんは華麗なステップを刻みながら歌ってました……すごすきます。間奏のダンスもバッチリで、間奏後、回転してからの♪久しぶりの恋〜も見事に決めていました。皆で腕を上げてる時は楽しかったな。
【En1】(衣装チェンジ有り)
17.ラーメン大好き小池さんの歌
→ひたすら踊って盛りあがりました。小池さんはライブで歌ってこそ魅力がわかる曲ですね。
18.シングルベッド
→1日目のMCで「皆が気持ちよく歌ってくれて嬉しいです。この曲も歌ってください。いや、やっぱり俺が気持ちよく歌います」って言ったのがかわいかった…笑 
 今年、握手会で聞いたりもしてるけど、やっぱりシャ乱Qのシングルベッドはズドンと来ます。♪あの頃に戻れるなら〜の部分は何度聞いてもウルウルしてしまいます。シングルベッドで泣いたひとは多いみたいです。
【En2】
19.とってもメリーゴーランド
→「上京してはじめて皆で作った曲です」という紹介があって、「とってもメリーゴーランド!!」のコール。当たり前のように腕をぐるぐる回す、客席とつんくさんの姿は素晴らしい…とりあえず、今年38歳なのに全くそんなことを感じさせず、こんな可愛らしい歌詞も違和感を感じないことが個人的に嬉しかった。


長くなってしまったから、今回はこの辺で。
次回は初日と2日目の比較なんかも書けたらなと思います。とりあえず、疲れたー笑