ハロプロとの「つなぎ」

 知り合いのブロガーさん達がこぞって、DSのゲストについて書いていますが。ここではそれについて触れないということで私の気持ちをわかってもらえたらと思います。 
 ライブのゲストだけでは終わらなかった(DVDにはちゃっかり収録されるらすぃ…)シャ乱Qとハロー!の関わり。互いを嫌悪しているだけでは変わらない。これからどうしていけば双方にとって良いかを少し考えてみたいと思います。
 まず、なぜこんなに多くのシャ乱Qファンが拒絶反応を示してしまうかについて。それは、休止前休止中にメンバーが関わってきた仕事(いわゆるハロー!関係)とシャ乱Qというものがうまく繋がっていないし、その間の仕事とシャ乱Qを関連づけて、メンバーがあまり語らないからだと思うんです。シャ乱Qとハロー!は全くの別物だと思ってるのに、その違うカテゴリーのものを突然同じ壇上に上げられてしまったことに対する戸惑いがひとつ。どう解釈していいものかわからない苛立ちが私を含めてあるんじゃないかと。
 次はハロー!が女の子集団、「アイドル」だったことによる偏見が大きいかなという気がします。こんな話題を持ってくるのはタブーかもしれないけど、もしセブンHOUSEが売れに売れていて、そこそこビッグになっていて、ライブやDSのゲストだったらこれほどの苦情を生むかなあって。何もセブンじゃなくてもいい。もしプロデュースしていたのがバンドや実力派の歌手だったら、ここまでのブーイングは生まなかった気がするんです。
イメージ先行でハロー!を嫌悪しているシャ乱Qファンって結構いるんんじゃないかな…って私は勝手に思うんですよね。でも、蓋を開けてみれば『しゃぼん玉』とか『スッペシャルジェネレーション』とか『大阪 恋の歌』とか『横浜蜃気楼』とか、まんまシャ乱Qのレパートリーになりそうな曲も中にはあるわけです。つんく♂ソロではカバーしてるけど。そうじゃなくて、シャ乱Qが演奏してバンドアレンジをしたそれらの楽曲を聞いてみたいなあって私は純粋に思います。ライブのレパートリーに加えてもいいし、FC限定でカバーアルバムを作ってみてもいいし。シャ乱Qもファンである私たちも、無視しようにも無視できないくらい、やっぱりハロー!の活動ってのはでかいものじゃないかと思います。いつか、シャ乱Qライブで『しゃぼん玉』とか演られてもノレるくらい、フラットな気持ちになるように、メンバーも事務所も説明していこうとする姿勢が大切じゃないかなって思います。そして、シャ乱Qのメンバーが作った曲なんだから、シャ乱Qの曲としても受け入れていこうといううちらサイドの気持ちももちろん不可欠だけど。迎合する必要もないけど、ハロー!に対してネガティブになるのもそれはそれでこれから損な気がする。
 最後の一点は、ライブにしろDSにしろ、あまりにもそこにメンバーの意思が見えずに事務所側からのトップダウン的すぎるところが余計に反発を招いている気がします。発表される時にそこにメンバーのコメントがあれば少しは違ったんじゃないかなあなんて思いました。何か事務所の思惑ひとつというか。ファンにとっては、「キャリアのあるベテラン」でもやっぱりまだ事務所の言うなりなのかなとか、そんな構造も今回の12月6日の発表で少し透けてきました。
 まあ、確かに客の集りは厳しいものがあるかもしれないけど。ライブとは違って、DSはホテル側からの打診があって成立する「営業」だから、どんな集客でも事務所側は損はしないはず。だから、集客のためというよりゴマキ救済なのでは?という気がするけど、そんなことを書くと、ゴマキファンに「確証があって書かれてるんですか?」って苛められるからやめよ 笑 ま。案外と、「後輩に傍で勉強させる」とかそれくらいの気持ちかもしれないしね。事務所としては。どっちにしろ、シャ乱Qはプロだもの。きっと満足のいくステージを魅せてくれるとは思います。
 で、「つなぎ」の部分がうまくいっていないからいけない!ってことが今回は言いたかっただけです。